激安PCレビュー/NiPoGi NAK1-12-128

先週、激安中華PCを購入してから、Amazonから格安のPCのお勧めメールがよく来るようになった。せっかくなのでスペックを眺めつつ、レビューしたい。

 

ミニpc 12GB DDR3 128GB SSD Windows 10 Pro搭載 mini pc Pentium J4205 2.6GHz ミニパソ... https://www.amazon.co.jp/dp/B09J4C9WS1/ref=cm_sw_r_tw_dp_Y18G43ERES0ZJQ1X11NN

 

総論

価格は28,500円と激安PCとしてはちょっと高め。しかし似たようなコンセプトのPCはほとんどCeleronに対し、レアなPentiumを使ってる点は評価しても良いかと。

ただし、使用パーツは全体的に5年くらい古い世代なのがちょっと微妙。Celeronでも、最新パーツのPCが安くで買えるなら、そっちにした方が良いかなと思う。

CPU

CPUはPentiumのJ4205。この価格帯でPentiumが使われているのは大変珍しい。J4205を使ってるPC自体、検索しても出てこない。

が、Appolo Lakeという2016年ローンチの古い世代のもの。同じJシリーズだとJ6246というのが2021年にローンチされてて、全体的に性能向上している(つまり世代交代済み)。在庫を処分したくて、作ったPCなのかなーと推測。

また、Amazonのページに、2.6GHzとあるのはバースト周波数で、ベース周波数は1.5GHzと少し遅い。クロック周波数はあんまり重視すべきではないけど、少し印象は悪い。

DRAM

12GBと容量は結構な大容量。

世代はDDR3(おそらくDDR3Lの誤記)と、現在主流のLPDDR4/DDR4から一つ古い世代。バス速度は当然遅い。

SSD

128GBとミニPCとしては一般的なサイズ。価格差4000円で256GBへアップグレード可。私なら128GBで十分。

フォームファクタはmSATAとちょっと古い。M.2に比べるとアクセススピードも遅いだろう。

インターフェース

USB2が2ポート, USB3が2ポートの計4ポート。すべてType-A。1ポートくらいはType-Cが欲しいところ。

HDMIが2ポートとデュアルディスプレイ対応は良いが、どっちか一方はRGBの方が良かったかな。

その他、MicroSD、マイク、LANがついてる。個人的にはいらない。

無線

WiFiは11a/b/g/nで、11acに対応してないので、無線速度は制約がありそう。

BTは4.2。BT5ではないんだという驚きはあるが、BGMを聞くくらいなので特に不満はないかな。